女性との会話が苦手なあなたへ|トップ営業マン、心理カウンセラーに学ぶ5つの会話術


私、吉田健太は計数管理や事務処理は得意ですが、人との会話は苦手です。特に女性とのコミュニケーションには全く自信がありません。
以前、お見合いパーティーで、1人の女性と知り合いました。
私は彼女との会話を頑張って続けようとして、仕事、趣味、休日の過ごし方を次々に質問していました。会話というより、ほとんど尋問です。
一方、自分の得意分野を聞かれると、今度は相手の反応を見ずに長々と話してしまう始末です。
もちろんフラレました。いつも、こんな調子なんです。
ジョージさんは女性とうまく話すために、面白い話のネタをどのように集めていますか?
ネタなんて集めていないよ。ただ、相手を観察し、話をよく聴いて、感情を受け止めるだけだよ
そうなんですか! 感情を受け止めるって、どうやるんですか?
トップ営業マンや心理カウンセラーが使う技法を、女性との会話に応用するといいよ
トップ営業マンは自分より相手を見ている
会話が上手な人というと、話題が豊富で、よどみなく話せる人を想像しないでしょうか。
しかし、優れた営業マンは自分が話すことより、相手の表情や言葉、反応をよく見て相手がたくさん話せる場をつくり出します。
仕事だけではなく、女性との会話でも同じです。
「何か面白いことを言わなければ」と考えるほど、相手を見る余裕がなくなります。
そこで、優秀な営業マンや心理カウンセラーが使っている技法を5つ紹介します。
女性との会話に応用できる5つの技法

1.イエスセットで会話の入口をつくる
イエスセットは、相手が自然に「はい」と答えられる確認を重ねる方法です。
営業では同意を引き出す技法として紹介されます。
たとえば、初めてレストランで女性とデートする時、
「今日は天気が良かったですね」
「この店に来るのは初めてですか?」
すでに分かっている事実を2つほど確認します。
小さなイエスによって、会話に入りやすくなります。
イエスセットを使うと、ポジティブな雰囲気をつくり出せます。
2.ミラーリングとペーシングで相手の動きに合わせる
ミラーリングは相手の姿勢や身体の動きに合わせる方法です。
ペーシングは相手の声の大きさ、話す速さに合わせる方法です。
相手がゆっくり話すなら、こちらも少しゆっくり話します。
相手が静かに話しているのに、大声で勢いよく話せば、相手のペースを乱すからです。
ポイントとして、相手の動作をすぐに真似せずに、10秒ほど間隔を置いてから合わせるのがコツです
露骨に同じ動きをすると、相手に「真似されている」と思われる可能性があります。
3.バックトラッキングで言葉を受け取る
バックトラッキングは、相手の言葉を短く繰り返して返す方法です。
いわゆる「オウム返し」です。
全く同じ言葉をそのまま真似するのではなく、単語を切り分けたり、間をつくることをオススメします
(例)
女性「最近、ホットヨガを始めたの」男性「えっホットヨガ!(間)へぇ~、最近始めたんだー」
相手が使った言葉から重要な単語を区切り、短い言葉を足して返します。
「ホットヨガ」から間を置いて「最近始めたんだ」を加えることで、話を受け取ったことが伝わります。
「ヨガとはこういうものでしょ」みたいに自分の知識を披露する必要はありません。確実に嫌われます。😭
はい、嫌われていました
4.オープンクエスチョンで話を広げる
イエスセットは「はい・いいえ」で答えるクローズドクエスチョンです。会話の入口をつくったら、自由に答えられるオープンクエスチョンへ切り替えます。
「ホットヨガは最近始めたんだ。何かきっかけはあったの?」
「ホットヨガをやったことないんだけど、どんなことをやるの?」
ポイントは、相手が使った単語から質問をつくることです。仕事、趣味、休日と話題を飛び回るのではなく、一つの言葉を少し深く掘ります。
「なぜ?」の繰り返しは理由を追及されているように感じる場合があります。
「どんなところが?」「どうだった?」と尋ねる方が、やわらかく話を広げられます。
5.感情にフォーカスして、気持ちを受け止める
相手の感情を言葉にして返すことを、心理サポートでは「感情の反映」と呼びます。
その感情が生まれた背景を理解し、自然な反応として受け止めることは「妥当化」と呼ばれます。そんな難しい専門用語はさておき、
(例1)
女性が会社での不満を語り、怒っている時に、
「そりゃ、怒るよ。ムカついちゃうね」
(例2)
仕事を頑張ったのに、認めてもらえないと愚痴る女性に、
「それだけ仕事の準備したのに否定されたら、悔しくなるよね」
ここで「その場合は、こうすればよかったのに」と、すぐに解決策やアドバイスを出すのはNGです。
まずは話し手の視点に立ち、感情に焦点を当てます。
わき起こった感情そのままを、一緒に味わいます。
相手が解決策を求めている場合もあります。
「今は話を聞いてほしい? それとも一緒に方法を考える?」と確認すれば、勝手な助言を避けられます。
会話は質問の数ではなく、相手の言葉を拾うことで続く
以前の私は、沈黙が怖かったんです。つまらない人だと思われたくない。だから質問を次々に投げかけたり、得意な話題で沈黙を避けようとしていました。
必要なのは、相手がすでに話してくれた言葉や感情を受け取ることですよ
5つの技法を一度に使う必要はありません。
今後の会話で、できそうな技法を1つだけ試してみてください。
参考図書・関連書籍
『プロカウンセラーの聞く技術』東山紘久
臨床心理士として活動してきた著者が、相手の話を本当に「聞く」とはどういうことかを、身近な例から解説したロングセラーです。女性との会話で自分ばかり話してしまう男性に、最初におすすめしたい1冊です。
『影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理』ロバート・B・チャルディーニ
人が依頼や提案を受け入れる心理を、社会心理学の研究と具体例から解説した本です。イエスセットの背景として語られる「コミットメントと一貫性」に加え、好意や一体性などの原理も扱っています。相手を操作するためではなく、自分が無意識に影響を受ける仕組みと、心理技法を倫理的に使う境界を理解するために役立ちます。
参考資料
- 厚生労働省「こころの耳」傾聴とは
- 「対人コミュニケーションにおける非言語行動の2者相互影響に関する研究」



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